凍菜協(とうさいきょう)とは

2002年に中国からの輸入冷凍ホウレンソウよりクロルピリホス等の農薬が
日本での基準値を超えて検出され社会的に問題となり、
一時輸入がストップするという事態が起こりました。

その際、それぞれの企業は勿論のこと、輸入冷凍野菜を扱う企業間の垣根を越えて、
輸入冷凍野菜の安全・安心を確保していく必要があると考え、本協議会を立ち上げました。

輸入冷凍野菜品質安全協議会について

凍菜協のとりくみ

  • 品質管理基準評価制度

    品質管理基準評価制度

    日本向け冷凍野菜製造工場及び圃場品質面、衛生面、設備面、及び、フードディフェンスも包括した管理面において一定基準以上に達していると認めた工場及び圃場を評価、認定しています。

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  • 輸出国との共同会議開催

    輸出国との共同会議開催

    毎年中国と台湾にて共同会議を開催し、情報交換をすることで安全品質への認識をアップさせ、お互いの連携強化を図ってきています。

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  • 残留農薬検査クロスチェック

    残留農薬検査クロスチェック

    一定の農薬を含む野菜ジュースをサンプルとして中国企業の検査部門に送付し、その測定結果から技術レベルを把握するとともに、技術向上のための支援もしています。

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  • ガイドラインの策定と指導

    ガイドラインの策定と指導

    圃場(農地)の選定から、収穫、加工までの各項目にわたってのガイドラインを策定し、中国のパートナー企業に安全管理を指導しています。

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現地企業での取り組みのご紹介

農薬の適性使用基準を遵守し、残留農薬が基準値を越えないよう管理しています

  • 害虫の発生状況について
    モニタリング(監視)します

    フェロモントラップ

    フェロモントラップ

    ここで使用しているフェロモンは主に性誘引フェロモンと呼ばれるもので、雌が遠距離から雄を呼び集めるために放出する匂い物質を化学的に合成したものです。誘引された害虫の雄成虫を捕らえ、その数を一定期間ごとに計数し、発生の時期を知ることで、殺虫剤の選定や散布時期の決定などを判断する目安にすることができます。

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  • 薬剤(農薬)は厳重に管理します

    施錠できる農薬保管庫

    施錠できる農薬保管庫

    持ち出し記録も残します

    持ち出し記録も残します

    農薬は施錠できる保管庫で管理されます。 当然のことながら、持ち出せる人も制限され、持ち出しについての記録も取り、不正に使用されることが無いように厳重に管理されています。

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